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第二回テストフライトの写真(by松本)

2009/12/27(Sun.)に笠岡ふれあい空港にてテストフライトを行いました。
以下、そのときの様子を写真と共に紹介します。



今回は朝6時頃に出発したため、機体を組み始めたときは既に明るくなっていました。
いつも暗い中発電機を動かし、明かりをつけたりペンライトで細かい部分を照らしたりと大変なのですが、今回は楽でした。
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二日前に総組みをしたのが効いたのか、前回の反省をちゃんと活かしたからか、いつもよりもスムーズかつ速く機体を組み上げることができました。
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組みあがった機体は滑走路へ移動。
今回はフレームラックにキャスターが付いているため、ラックごと動かせて移動が非常に楽でした。
さて、今から走ります。
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テストフライト開始です。
最初のうちはランニングのみでまずはウォーミングアップ。
クルー達が本格的に走るための準備をします。
その後軽く浮かせるジャンプを行い、その後本格的に飛ばしていきます。
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数回目の挑戦にて、綺麗に飛行!
左右にそれることなくまっすぐで、高度もほぼ一定と安定。
このころにはクルー達が体力不足でダウンしてきます。
しかしまだまだテストフライトは続く……
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一回飛行するたびに微調整やパイロットへ指示を行います。
パイロットの経験が少ないため、先生も直接指導しました。
特に今回は機体がきちんと飛ぶかを調べるためのテストフライトなので、
それを測定するための飛行方法の説明がメインでした。
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たまには風に流されるのか、左右にそれることがあります。
今回は危うく横の川にダイブしそうに。
翼も地面に擦ってしまったため、リブが数箇所折れるなどの損傷が。
しかしそれだけですんだのはクルー達の気合ととっさの判断のおかげか。
最悪の事態は免れました。
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その後もいろいろな箇所に損傷が出て、その度に修理をしつつテストフライトを続行。
前回のテストフライトで故障したのと同じクラッチの故障も3回ありましたが、今回は予備がありその場で修理をしたり。
結果、こんなに綺麗に飛びました。
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走れば走るほど慣れてくるのか……疲れを忘れてくるクルー達。
立ち姿が凛々しいですね。
再びフライトするために滑走路の端へ移動。
その間におかしな箇所がないかとか調整が必要でないかなどを確認します。
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風向きが重要になってくるので、時には滑走路を横切るような進路でフライトを行うことも。
距離が短いため、パイロットの操作と、クルー達の補助が重要になってきます。
緊張して気が抜けないフライト。
しかし、この短距離でも無事に浮かび上がり、着地も成功しました。
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その後、フレームの接着部が抜けるなど以降のフライトが不可能と判断し片付けへ。
時間も迫っていたのでしょうがないといえばしょうがないのですが、
もう少し調整をしたかったところ。
今後のテストフライトへの課題としつつ、今回はここまで。
予定ですが、この春休みにもテストフライトを予定しています。
今回破損した箇所もあるので、そこの修復具合の確認や、迎角などの調整など、大会に向けてさらに調整していく予定です。
パイロットの経験値積みも兼ね、クルー達のレベルアップも行っていかなければ。
とりあえず、次のテストフライトまでに損傷箇所の修理、改善箇所の改善などを頑張って生きたいと思います。